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お仏壇を食べる虫がいる!? お仏壇や仏具に虫がつかないための知識や掃除方法をご紹介

お仏壇を食べる虫がいる!? お仏壇や仏具に虫がつかないための知識や掃除方法をご紹介

木製品であるお仏壇は長年使用していると、虫が喰ってしまいボロボロになることがあります。見た目にはわからなくても、お仏壇の中やその付近で白い粉が落ちている場合は虫が湧いている可能性も…。また、お仏壇本体に虫がつかなくても、仏具にほこりや汚れがたまることで虫が発生することもあります。

お仏壇を長く持たせるためには、定期的なお掃除が必要です。痛みが酷くなってお仏壇の買い換えが必要になることがないよう、お仏壇は常に清潔を保ちましょう。

この記事では、お仏壇に虫が湧く原因や虫の種類、虫よけ対策や掃除の方法などについてご紹介します。

お仏壇には虫が好きな環境が揃っている

お仏壇に虫が集まる理由は、香り・水分・食べ物が揃っているからです。お線香やロウソクの香り、花の香りは、人間だけでなく虫にとっても心地よいもの。また、お供え物は虫のエサになり、花立の水気は虫の繁殖を促すため、お仏壇には虫が集まりやすい環境が揃っているといえるでしょう。

以下の環境に心当たりがある方は要注意です。

・お仏壇周辺の風通しが悪く暗い
・水が入った花立を長期間放置している
・果物やお菓子などを長期間置いている
・お線香やロウソクの灰や燃えカスを放置している

なかでも注意するべきは水立です。水立のなかの水が濁ることで、虫が繁殖を行いやすい状況ができあがります。特に夏は暑さで腐敗や発酵が早く進むため、置きっぱなしはNGです。このような環境を回避することで、虫が発生するリスクは下がるでしょう。

お仏壇に発生する虫の種類

お仏壇によく現れる虫をご紹介します。

・キクイムシ   :木を食べる虫。幼虫時に木を食べ、成虫になると外に出る
・チョウバエ   :花立などの水回りに発生する虫。湿度が高いと繁殖しやすい
・シバンムシ   :布製品や経本・過去帳・打敷などの紙を好む虫
・カツオブシムシ :布製品を食害する虫。収納物を劣化させる
・ショウジョウバエ:果物やお菓子に誘引される小さなハエ

虫がつかないようにする対策

虫がつかないようにする対策は、以下のようなものがあります。

・花が枯れたらすぐに処分する
・生花はこまめに水替えを行い、水が濁るのを防ぐ
・果物やお菓子のお供えは1〜2日で下げる(夏場は早めに)
・お線香立てやロウソクの灰や燃えカスは毎回掃除する
・布製の仏具は定期的に風通しのよい場所で陰干しをする

虫のエサや繁殖の場所になると考えられるものには、特に気をつけましょう。

おすすめの天然虫よけアイテム

虫を見かけると殺虫剤を使いたくなりますが、お仏壇周りで薬剤を使うことに抵抗がある方も多いでしょう。そんなときには天然素材を使ったハーブやアロマを使った虫よけ袋や防虫線香、木材のチップを利用してみてください。

多くの虫は刺激の強い香りが苦手です。具体的には以下の種類があります。

・ハッカ(ミント)
・ユーカリ
・ローズマリー
・レモングラス
・柑橘系の果物の皮
・樟脳
・クローブ
・ヒノキなど

ただし、ペットを飼われている場合は注意が必要です。なかにはペットに有害なハーブやアロマもあるため、使用する前に確認しましょう。

お仏壇掃除の手順

屋内, テーブル, 座る, 小さい が含まれている画像

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ここではお仏壇を掃除する手順をご紹介します。

1. まずはご先祖様に挨拶をする

お仏壇を掃除する前にきちんとご先祖様にご挨拶をしてから始めましょう。なお、掃除が終わったらすべて元の位置に戻せるよう、現状の写真を撮っておくのがおすすめです。 

2. お仏壇の中身をすべて外に出す

次に、お仏壇の中に設置されているご本尊や位牌などの仏具をすべて取り出し、新聞紙の上に降ろしましょう。仏具を固い床に直接置くとキズが付く可能性もあるので、新聞紙などクッションとなるものの上に置くのがポイントです。

また、取り出す際には、仏具が傷んでいないかのチェックも行います。ただし、自分で簡単に外せないもの(吊灯篭など)に関しては、無理に外さない方がよいでしょう。 

3. はたきでほこりをはらう

お仏壇の屋根から始め、上から下に、はたきでほこりを払っていきましょう。この時のポイントは、「軽くほこりを払うこと」。仏具には細かい彫刻が施されていたり、繊細な造りになっていたりするものが多いため、激しくはたいてしまうと破損する危険があるので注意が必要です。

なお、はたきは毛先が柔らかくて細かいものを使用し、はたきでは届かない細かい場所に関しては筆はたきを使用しましょう。

4. お仏壇の中と外を拭き掃除する

お仏壇の中と外を、乾いた柔らかい布で拭いていきます。濡れ雑巾できれいに拭きたくなりますが、お仏壇は湿気に弱いので濡れ雑巾はNGです。また、化学繊維の雑巾を使用するとキズが付く可能性があるので、できるだけ天然素材の柔らかい布を使用しましょう。

なお、金仏壇の場合は、金の部分に汗や皮脂、指紋が付くと取れなくなる可能性もあるため、触れないように気を付けてください。落ちなくなった場合は、専門業者に相談しましょう。 

▼お仏壇の修理・修復・洗浄はこちらをご参照ください。
https://taishido-b.jp/reform/

5. 仏具をきれいにする

仏具も一つひとつ丁寧にきれいにしていきましょう。この時におすすめなのがお仏壇用のクリーニング液です。汚れ落とし用のクリーニング液やツヤ出し用のクリーニング液などがあるので、これらを使い分けることでより仕上がりが美しくなります。

ただし、お仏壇の素材によってクリーニング液が使えない場合もあるので注意が必要です。使用して問題ないか、必ず確認してから使用しましょう。

6. お仏壇の中に仏具を戻す

すべてきれいにできたら、最初に撮った写真を見ながら元の配置に戻していきましょう。 

お仏壇を掃除する際の注意点

お仏壇を掃除する際には、以下のことに注意しましょう。

お仏壇の素材を確認する

お仏壇に使われている素材は、主に以下の3種類です。

・唐木仏壇:木材を使用したお仏壇
・新仏壇 :合板やプラスチック、アルミニウムなどを使ったお仏壇
・金仏壇 :漆塗りの金箔仕上げになっているお仏壇

素材によって注意するポイントや使用するクリーニング液が変わるため、掃除を始める前に必ず確認しましょう。

晴れた日に掃除をする

湿気に弱いお仏壇や仏具の掃除は、晴れた日に行いましょう。雨で湿気が多い状態でクリーニング液などを使うと、乾ききらず水分を含んだ状態が長く続いてしまう場合があります。

そうするとカビが発生したり、最悪の場合、金箔や漆の部分が傷んでしまったりする可能性も。お仏壇は非常にデリケートなので、掃除の際はいつも以上に丁寧に扱いましょう。

お仏壇の掃除は大師堂仏壇店へお任せください

お仏壇の掃除は、やり方を誤るとお仏壇を傷つけてしまったり痛めてしまったりすることに繋がるため、細心の注意を払わなければいけません。もし、お仏壇を掃除するのが不安な場合は、専門業者に相談するのがおすすめです。

弊社では、お仏壇の修理・修復・洗浄サービスを行っています。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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