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ペットのお仏壇:種類・仏具・置き場所の正しい選び方と供養方法

ペットのお仏壇:種類・仏具・置き場所の正しい選び方と供養方法

大切な家族であるペット。近年では、ペット供養のためのお仏壇を準備される方が多くなっています。しかし、「人間と同じようにお仏壇の飾り方にルールはあるのか」「すでにご先祖さまのお仏壇があるので置き場所をどうしたらよいのか」「そもそも、ペット用のお仏壇は本当に必要なのか」など、疑問を持つ方も多いことでしょう。

本記事では、ペットのお仏壇の種類や仏具、設置場所、お仏壇以外の供養方法についてご紹介します。

ペットは人間と同じお仏壇に入れられない

我が子と同じように愛情を注いできた大事なペットであったとしても、お仏壇は別々にしなければいけません。その理由は、仏教では「六道」という考え方があるからです。

すべての生き物は輪廻転生を経て、また新たな生を受け生まれ変わります。六道とはその生まれ変わり先の世界のことを指し、これらは「地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天」に分かれます。つまり、人間と畜生とでは世界が違うため、同じお仏壇には入れないという考えになるのです。

そのため、ペットの供養のためにお仏壇が必要な場合は、人間のお仏壇とは別にペット用のお仏壇を用意しましょう。

ペット用のお仏壇の種類は3タイプ

ペットの場合は人間のように宗派にとらわれないため、さまざまなタイプのものから好きなお仏壇を選ぶことが可能です。ペット用のお仏壇は、大きく3つのタイプに分かれます。ここでは、その3つのお仏壇をご紹介します。

ミニ仏壇タイプ

ミニ仏壇は、ペット用のお仏壇として広く販売されている形状のお仏壇のことを指します。桜や肉球などの彫刻や動物のイラストがプリントされているものなど、種類はさまざまです。

ペット用のお仏壇はリビングなどに配置しやすいサイズになっていて、小さいながらも扉の開閉ができるため機能面でも本格的な造りになっているものが多いです。

一方で、人間用のミニ仏壇をペットのために使用しても問題ありません。

ボックスタイプ

ボックスタイプはお骨壺の収納をメインにしたタイプです。基本的には開閉機能がないものがほとんどですが、種類によっては引き出しがついていて、そこにお供え物などを供えることができるタイプのお仏壇もあります。

ステージタイプ

ステージタイプは、開放型になっていてステージの上に仏具を設置できるようになっています。写真が飾れたり、二段になっていたりなどデザインが豊富にあり、家の雰囲気に合わせやすいタイプのお仏壇です。

ペット用のお仏壇におすすめの仏具

ペットのお仏壇に関しては、人間のお仏壇のように決まりがあるわけではないため、好きなアイテムを好きなようにレイアウトして構いません。ここでは、ペット用のお仏壇に必要なアイテムや仏具をご紹介します。

仏具

ペット用のお仏壇も人間と同じように、仏具を一式そろえられる方が多いです。主な仏具は、以下の通りです。

・香炉(こうろ)   :線香を焚くための道具
・花立(はなたて)  :花を供えるための道具
・燭台(しょくだい) :ろうそくを立てるための道具
・おりん       :読経の際に鳴らす仏具
・仏飯器(ぶっぱんき):ご飯をお供えする器
・茶湯器(ちゃとうき):水を供える器

ペット専用の仏具は人間のものより一回り小ぶりになっていて、肉球などの模様が入ったデザインやカラフルなデザインが人気です。一から揃えるのが大変な場合は、人間用の仏具をペット用に使用しても問題ありません。

お位牌

お位牌は必要であれば用意しましょう。なお、ペットの場合は戒名がないため、俗名・命日・年齢をお位牌に入れることが一般的です。お位牌は、ペンで名前を書けるタイプや、レーザーで名前や写真が入れられるタイプなどがあります。

写真立て

ペット用のお仏壇では、生前のペットの写真を飾る方がほとんどです。かわいいデザインのものやシンプルなもの、お仏壇に差し込めるタイプのものなど、さまざまな種類があります。

ペットの愛用品

ペットが大事にしていたおもちゃやぬいぐるみ、よく身に着けていた首輪や髪飾りなどをお仏壇に飾られる方も多いです。また、ペットそっくりのぬいぐるみをつくって飾る方もいます。

ペット仏壇の設置場所

花が咲いている

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。お仏壇をどこに置くかで、ペット用のお仏壇を選ぶポイントが変わるため、まずは設置場所を確保してからお仏壇購入を検討しましょう。

仏教上は北向きや階段下、眠るときに足を向ける方角などにお仏壇を置くのは良くないこととされていますが、ペット用のお仏壇は基本的にはどこに設置しても問題ありません。ただし、設置に向かない場所はいくつかあるので注意が必要です。お仏壇に不向きな設置場所は以下のとおりです。

・直射日光が当たる場所
・湿気がある場所
・もともとあるお仏壇や神棚と向かい合わせになる場所

直射日光が当たることでお仏壇が変色したり劣化したりします。また、湿気がある場所はカビが発生しやすいため避けた方がよいでしょう。

基本的には置く向きに決まりはありませんが、お仏壇や神棚が同じ部屋にある場合は、それらが向かい合う(対角線上に設置する)配置は避けるべきとされています。なぜならば、片方にお参りをする際にもう片方にお尻を向けてしまうからです。これらのことを踏まえたうえで、家族がお参りしやすい場所を選びましょう。

お仏壇に祀る以外の供養方法は?

「わざわざお仏壇を購入するのも…」という方向けに、お仏壇に祀る以外の供養方法をご紹介します。

自宅にお墓を作る

自宅に庭や空いている敷地がある場合は、そこにお墓をつくって埋める方法があります。私有地内であれば法律上の制限がないため、墓標や石碑を立てたり、ペットに似合う花を植えたりなど家族で好きなように供養してあげることができます。

ただし、その家から引っ越したり土地を手放すことになったりした場合には、引っ越し先での再供養や遺骨をどうするのかを考えなければいけません。

散骨

ペットの遺骨は、火葬後に散骨も可能です。ペットが好きだったお散歩コース、いつも行っていた公園など、生前に思い入れがあった場所に眠らせてあげるのも一つの方法でしょう。ただし、それが自分の土地ではない場合はいくつか注意しなければいけないことがあります。思わぬトラブルに発展しないよう、以下のことを覚えておきましょう。 

遺骨は2ミリ以下まで粉砕する

ペットの遺骨は、2ミリ以下のパウダー状になるまで粉砕しましょう。乳鉢やハンマーなどを使って、念入りに細かくしてください。 

他人の所有地への散骨はNG

他人の所有地に無断で物を捨てる行為は、不法投棄などの法律に抵触する可能性があります。もし、「どうしてもそこに…」という思いがある場合は、土地の所有者に相談してみましょう。 

なお、公園や野山などの自治体が管理している土地に関しても、勝手に散骨することはできません。この場合も役所に問い合わせしてみましょう。

水源には散骨しない

たくさんの生きものが住んでいる川や湖などの水源には、散骨はできません。 細かく粉砕した場合でも、水質に影響がないとは言い切れないためです。一方で、海への散骨は可能です。撒く場所はビーチから離れた沖合がおすすめです。 

自分の所有地の場合も要注意

自分の所有地で散骨する場合は第三者への相談は原則として必要ありませんが、もしその土地を売却するとなった場合は散骨した旨を不動産屋に報告しましょう。 

ペット霊園で合祀する

ペット専用の霊園にある供養塔で、他のペットたちと一緒に合祀(ごうし)する方法もあります。なかには、定期的に合同供養祭を行う霊園もあるので、気になる方はホームページなどで確認してみましょう。合祀は個別供養に比べると費用がリーズナブルなうえ、永代供養になるため、費用を抑えたい方や後継ぎがいない方にも適している方法です。

ただし、他のペットたちの遺骨と一緒にされるため、後から遺骨を取り出したくなってもできないのでよく考えてから判断しましょう。

納骨堂に保管する

ペットの遺骨を屋内型の納骨堂に預ける方法もあります。納骨堂の場合は区画が個別に設けられているため、心置きなくお参りすることが可能です。また、屋内で天候に左右されないためいつでもお参りがしやすいのもポイントです。

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