喪中はがきが届いてはじめて知った
「あの人が亡くなってしまっていたなんて・・・」
年末になると喪中はがきが届くことがあります。
喪中はがきが届いてはじめて不幸があったことを知ることもご経験があるのではないでしょうか?
最近では、「家族葬」や「直葬」が増加していて、ますます喪中はがきがきてご不幸を知るということが増えています。
喪中はがきは、お身内に不幸があったことを知らせ、年賀状を欠礼しますというご挨拶です。一般的には受け取った側も年賀状を出すのを控えますが、それだけでいいのでしょうか?
お悔やみの気持ちを伝えたい、あるいは身内を亡くされて気落ちしているのであれば、なぐさめの言葉をかけたい、そんな思いを持っている方も少なくないのではないでしょうか。
年賀状を出さずにそうした思いを伝える方法がいくつかあります。
①「喪中見舞い」を送ること。
喪中見舞いを送ると丁寧です。大切な方を亡くして落ち込んでいる時に喪中見舞いが届くと、その優しい気遣いに温かな気持ちになるようです。喪中はがきで初めてご不幸を知った場合はなおさらです。
時期は1月15日を過ぎたたあたりに着くくらいのタイミングが良いでしょう。
喪中はがきを受け取るだけでなく、きちんと気持ちを伝えましょう。
②「寒中見舞い」を送ること。
寒中見舞いとは、もともと寒い季節に出す様子をうかがう挨拶状ですから、本来誰に出してもかまわないものです。ですが、現在では、相手や自分が喪中で年賀状が出せなかった場合の挨拶状として送られるケースが多くなっています。
一般的に出す時期は年賀状の時期がすんでから寒中見舞いを送ります。喪中見舞いと同様の1月15日を過ぎたたあたりに着くくらいのタイミングが良いでしょう。
③「お香典」を送ること。
お香典を送りたい場合は、事前に電話を入れ、お悔やみの言葉をおかけいたしましょう。
また、お悔やみの言葉や励ましの言葉のお手紙を添えると良いでしょう。
◈◈◈ご注意ください◈◈◈
葬儀が終わって日が浅い場合は許されることがありますが、何ヶ月もたってしまっていると「お香典」を贈りにくくなってしまいます。
よほどの親しい間柄でなければ、お相手の方に失礼になってしまうことがあります。
また、お相手に気を使わせてしまうことになりかねませんので注意が必要です。
~最近のスタンダードです~
④「お線香」や「お花」を贈ること。
仏教では、お供え物の基本に「五供(ごくう)」というものがあります。
具体的には・香(線香)・花・灯明(ローソク)・水・飲食を指し、線香は五供の最初に言及されています。
線香を葬儀や法事などで贈ることは日本では昔からの風習です。
お線香の煙は仏様の食べものであり、その香りは室内を清めると考えられてきました。
葬儀では香典を包みますが、現金はなく香(線香)を贈ることが【香典】の元来の意味といわれるほどです。
線香やお花は故人のご供養にもつながりますし、特別かしこまったものでもありません。
このため、昔から贈り先の負担になりにくいと考えられます。基本的には、贈られた方はお返しをしなくても良いとされています。
お線香とお花の予算は5,000円くらいが一般的でしょう。
・特に北海道地区では進物線香を贈ることが多くなっています。
当店では、紙箱や桐箱または黒塗り箱など、沢山の進物用線香を取り扱いをしております。
毎年10月下旬から12月下旬にかけて、数多くのお客様が進物用線香をお求めになります。
ご来店のお客様は「喪中はがきが届いたから・・・」「亡くなっていたのを全然知らなかった」とみなさんお話しになります。
もしも「喪中はがきが届いたら」お気軽にお声かけくださいませ。
<当店では包装してのし紙を添えて地方発送も承っております>
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